Montag, September 29, 2008

Meine Arbeit und ich – マイ・ワーク・アンド・ミー

Die Botschaft von Japan in Deutschland (Berlin) hat einen von mir verfassten Bericht (auf Deutsch) über meine bisherige Zeit als CIR (Coordinator for International Relations) auf ihren Seiten veröffentlicht, den ich für meinen Blog auch noch auf Japanisch übersetzt habe.

Den deutschen Text findet man unter diesem Link, die japanische Übersetzung nach dem japanischen Einführungstext.

Viel Vergnügen beim Lesen meiner bisherigen Erfahrungen!

Sven

Auf Japanisch:


在ドイツ日本国大使館(ベルリン)は私がCIR(国際交流員)として今までしてきた経験について(ドイツ語で)書いた報告をウエブサイトに掲載しましたが、それをブログのために日本語にも翻訳してみました。

独文はここのリンクにありますが、和訳は下記にあります。

私の今までの経験話をお楽しみに!

スヴェンより


在ドイツ日本国大使館
日本からのニュース45号(2008年8月)


JETプログラム参加者の報告:
ドイツのCIRとして「雪国」で


毎年8月上旬ドイツの若い大学卒業者が日本の国際化に貢献するために日本に旅立ちます。Japan Exchange and Teaching (JET)プログラムに毎年ほぼ40カ国5,000人以上が主に外国語指導助手かスポーツ国際交流員として学校や市役所、東京や大阪のような大都市圏以外の県庁で国際関係の分野で働いています。
現在ドイツ語指導助手2名、そしてドイツ国際交流員(CIR)15名が日本で働いています。後者の一人、トゥラシェフスキ・スヴェンは現在日本の北にある札幌での三年目に入るところです。彼の報告をご覧下さい。


フリードリヒ・アレクサンダー大学エルランゲン・ニュルンベルクで日本学と中国学を専攻していた僕は学芸修士号を得る直前に在ドイツ日本国大使館(ベルリン)でJETプログラムの国際交流員のポストに応募しましたが、その時に一番目的としていたのは卒業後すぐ日本に行くことでした!

日本には来ましたが、留学していた時に知った日本とはまた違う日本でした:かつて本州、日本のいわゆる「本土」にある姉妹校の一校、(名古屋から一時間程離れている)三重大学で一年間交換留学生として勉強していましたが、JETプログラムで日本の「極北」、人口ほぼ190万人で日本の五番目に大きな都市札幌に派遣されました!

とても寒がり屋の僕が日本の四島の一番北にある北海道の道都である札幌に来たのはちょうど2年前ですが、「札幌」という名前を聞いたことがなくても来年すでに60回目の開催となる雪まつりの写真を見たことがあると思います!

本音を言えば北海道も、そして札幌も僕の個人的な日本地図にまだ存在していませんでしたが、開基から大体140年の短い歴史しかない札幌は「あまり日本ぽくない」ような気もします:観光客が魅力を感じる京都の数多くのお寺と石庭も、ある種の魅力があると言える東京の「平凡な異常」もとにかくありません。

しかし、首都東京から飛行機で1時間半も離れている「日本の端っこ」に着いてよかったと思います:札幌は大都市の快適なところと北海道の豊富な大自然、両方を結び付けているからです。

仕事も同じです:JETプログラムでドイツの国際交流員としては(アメリカ、韓国、中国、ロシアの国際交流員もいますが)このような印象に残る経験ができるとは夢にも思わなかったです!

今までの短い二年の間に経験する機会に恵まれた「ハイライト」は特に偶然のおかげです:1972年のオリンピック開催(札幌は冬季オリンピック、ミュンヘンは夏季オリンピック)を機会に結ばれた札幌市とバイエルン州都ミュンヘン市の間の姉妹都市提携が去年35周年を迎えましたが、今年はミュンヘン市が市開基850周年記念を祝う際に札幌市は客として招待されました。ドイツの国際交流員としてはミュンヘン市との姉妹都市関係も担当しているために両方の機会に札幌市長団のドイツ行きに同行し、例えば去年のオクトーバーフェストの開場式に出席することができました!

テレビでしか見たことない有名人も出席した市開基850周年記念祭はこれからも長く記憶に残ると思います!

札幌市とミュンヘン市の間には草の根レベルでも活気のある交流が行われています:去年、国際親善ジュニアスポーツ交流で札幌全市の中学校選抜男子バスケットボール選手団に同行して、親善試合を行うためにミュンヘンに旅立ちました。「小柄の日本人」を見くびってはいけません:感動的な機敏性と巧みなチームプレーで「ドイツの巨人」に大勝利を得ました!

ドイツに関連したことで札幌にはほかに何があるでしょうか?例えば月に二回開いているレッツトークプログラムでの僕の「生徒」も毎年出場するドイツ語暗唱大会が挙げられます。月に一回程度ドイツ語ワークショップも開いていますが、ドイツ語を勉強している方々が書いた記事を話し合ってから彼女らのホームページに載せます。そして、僕自身も約二週間毎に些細なブログを書いていますが、独和併記のために主にドイツ語を勉強している日本人が読んでいるような気がします。

紛れもなく「冬の都市」である札幌には2007年FISノルディックスキー世界選手権札幌大会のような滅多にない大イベントを別として、毎年行われるドイツのクリスマス市があります:もともと姉妹都市提携30周年に一回限りで開催される予定だった「ミュンヘン・クリスマス市in Sapporo」ですが、冬の札幌に欠かせないイベントになりました!そして、日本にいてもクリスマスを無視することは僕でもできません:「親子クッキング」で日本人の未来の菓子職人に自分でクッキーを焼く喜びを肌で感じさせながら自分も充分楽しんでいました!

ドイツ関係のもう少し新しいイベントは札幌の中心部にある大通公園をほぼ一ヶ月間日本のオクトーバーフェストのようなものに変身させるさっぽろ夏祭り納涼ビアガーデンの札幌ドイツ村です!ビール一滴も飲まない、そしてソーセージにも別に感激しないドイツ人の僕が開会式で挨拶を頼まれたこともドイツの国際交流員として数多くある奇妙な経験の内の一つだと言ってもいいでしょう。

ほかにもしょっちゅう面白い出来事があります:例えば数多くの学校訪問や講演会で大体パワーポイントで「知っている(と思っていた)」ドイツ、そして「(まだ)知らなかった」ドイツを紹介する時に意外な質問をされることも珍しくないです!

要するに、例えば東京ドイツ大使館の代表者の訪問の時の通訳から小学校への訪問まで僕の任務が多彩で、次の職場ではもしかしてちょっとつまらなく感じるではないかと少し心配もあるほどです・・・

しかし、国際交流員としてはまだあと一年の予定です。札幌の僕たちを暫く休ませなかった2008年北海道洞爺湖主要国首脳会議サミットが終わったので最後の一年間はもう少し落ち着いて、ようやく「我が島」北海道を少しでも発見できる時間があるでしょう。

「好きですサッポロ」、札幌市の宣伝文句ですが、国際交流員のポストに応募した時にここで何が待っているかあまり具体的に想像していなかったとしても今までできた経験、そしてこれからもまだできる経験を嬉しく思います!

退任後どうなるか時間が経てば分かるでしょうが、日本学と中国学の勉強のため留学していた時「いろいろな世界の間に置かれている」ような感じが生まれました。今、日本で二年間仕事をして生活してきた後に変わったわけではありません:(どこかに属しないといけないかは別として)僕はどこに属しているかあまり分かりません!でも、これが逆に一番いいかもしれません:どこに属しているかあまり分からなくても、属することに努力したらどこにでも属することができると分かっていること!

トゥラシェフスキ・スヴェン